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2020年02月15日

第39回日本口腔インプラント学会 関東・甲信越支部学術大会


2月15日・16日に新潟の朱鷺メッセで開催されている「日本口腔インプラント学会」の「第39回 日本口腔インプラント学会 関東・甲信越支部学術大会」に参加しています。

今回の大会のテーマは「口腔インプラント治療の今と将来 -インプラントロジストが拓く未来-」です。

シンポジウムの内容は、有病者におけるインプラント治療に関しての内容が多く見受けられます。
骨粗しょう症や高血圧、糖尿病など様々な基礎疾患に罹患している患者様はたくさんいらっしゃいます。

インプラントに限らず、一般的な歯科治療にも有病者の方の治療は、出血し易く止血が困難であったり、感染し易く他の病気を引き起こしたりと、未然にトラブルを防いだり患者様に負担をかけないために、より注意して臨む必要があります。

そして、歯を失うことによって死亡率も上昇することが研究の結果分かっています。

歯を10本以上失うと、肺炎で死亡するリスクは2倍、大腿骨骨折をするリスクは5倍も上がるそうです。

歯を失うことはそれだけ全身に健康維持にも大切であることがわかります。御自身の歯をなるべく失わないように、歯周病やむし歯を予防し、もし無くなってしまったらインプラントも含めたしっかりとした欠損補綴(入れ歯やブリッジ)が大切であることを、よりわかりやすく日々の診療で皆様にお伝えできればと思っております。

今回の学会で得た最新の知見をひかり歯科クリニックのスタッフと共有し、安全で安心できる歯科治療を提供できるよう、勉強を続けていきたいと思います。

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